東芝のスチームオーブンレンジ「石窯ドーム」のER-D100CとER-D100Bは、どちらも30Lの使いやすいモデルです。
型番がよく似ているため、「新型では何が変わったの?」「安く買えるなら旧型でも十分?」と迷ってしまいますよね。
ER-D100Cは2026年発売の新型モデル、ER-D100Bは2025年発売の旧型モデルです。比較してみると、庫内容量や最高レンジ出力、オーブン温度などの基本性能には共通点が多い一方で、便利機能や調理メニュー、お手入れ面には違いがあります。
特に注目したいのは、ER-D100Cに「お急ぎモード」「焼きいもねっとり」「角皿スチーム調理」が採用されていることです。
新しい便利機能を活用したいならER-D100C、基本性能を重視しながら旧型も候補にしたいならER-D100Bという選び方がわかりやすいでしょう。
この記事では、ER-D100CとER-D100Bの違いを一つずつわかりやすく比較し、共通する機能やそれぞれがおすすめな人まで詳しく紹介します。
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ER-D100CとER-D100Bの違いを先に比較

まずは、ER-D100CとER-D100Bのどこが違うのかを簡単に確認しておきましょう。大きな違いを先に知っておくと、細かな機能を比較するときにも判断しやすくなります。
| 主な違い | ER-D100C | ER-D100B |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2026年8月 | 2025年7月 |
| お急ぎモード | あり | なし |
| 焼きいもねっとり | あり | なし |
| 角皿スチーム調理 | 対応 | スチーム方式は角皿式だが、機能一覧上の「スチーム調理」は非対応 |
| 庫内コーティング | とれちゃうコート | 庫内よごれプロテクト |
| 総レシピ数 | 141 | 140 |
| 自動メニュー数 | 97 | 98 |
新型ER-D100Cは、基本性能を大きく変えるというよりも、毎日の使いやすさや調理の幅を広げる方向で改良されています。
ER-D100Cはお急ぎモードを搭載した新型モデル
ER-D100Cで注目したい変更点のひとつが「お急ぎモード」です。手動で600Wまたは500Wのレンジ加熱をするときに利用でき、通常より短い時間で加熱を進められます。
冷蔵のおかずを温め直したり、パッケージに「500Wで○分」と書かれている食品を加熱したりする機会は多いですよね。そのような日常的なレンジ使用で、少しでも調理時間を短くしたい人にはER-D100Cが便利です。
ER-D100Bにも最高1000Wのレンジ出力がありますが、「お急ぎモード」は搭載されていません。単純な最高出力の違いではなく、手動レンジを効率よく使うための便利機能が追加されたと考えるとわかりやすいでしょう。
ER-D100Cには焼きいもねっとりメニューがある
ER-D100Cでは、新たに「焼きいもねっとり」コースが用意されています。名前のとおり、ねっとりとした食感の焼きいもを楽しみたいときに使いやすいメニューです。
焼きいもは温度や加熱時間の調整が難しく、自分で設定すると仕上がりに差が出ることがあります。専用コースがあることで、毎回細かな設定を考える手間を減らしやすくなります。
さつまいもをよく購入する家庭や、おやつとして焼きいもを楽しみたい人にはER-D100Cの魅力になりやすい機能です。一方、焼きいもをほとんど作らない場合には、機種選びを左右するほど大きな差にはならないでしょう。
ER-D100Cは角皿スチーム調理に対応している
スチーム機能については少しわかりにくいため、注意して比較したいポイントです。
ER-D100CとER-D100Bはどちらも「角皿式スチームオーブンレンジ」に分類されています。ただし、機能の内容まで確認すると違いがあり、ER-D100Cは「角皿スチーム調理」に対応しています。
ER-D100Bもスチーム方式自体は角皿式ですが、機能としての「スチーム調理」は非対応です。そのため、スチームを使った調理の幅を重視するならER-D100Cのほうが選びやすいでしょう。
庫内のコーティングにも違いがある
ER-D100CとER-D100Bでは、庫内に採用されているコーティングの名称も異なります。
ER-D100Cには「とれちゃうコート」が採用され、庫内の天井・背面・側面に汚れが付きにくいよう工夫されています。ER-D100Bは「庫内よごれプロテクト」を採用しています。
オーブンレンジは、温めた料理が飛び散ったり、油を使った料理で庫内が汚れたりしやすい家電です。毎日使うものだからこそ、拭き掃除のしやすさまで重視したい場合はER-D100Cをチェックしておくとよいでしょう。
基本的なレンジ・オーブン性能は共通している
便利機能には違いがありますが、電子レンジやオーブンとしての基本性能はよく似ています。
どちらも総庫内容量30Lで、レンジ最高出力は1000W、オーブン最高温度は250℃です。また、食品表面の温度を検知するハイアングル赤外線センサーと温度センサーを搭載しています。
つまり、ER-D100Cになったから庫内が広くなったり、最高温度や最大レンジ出力が大幅にアップしたりしたわけではありません。
オーブンレンジとしての基本スペックだけを見るなら、ER-D100Bでも十分検討できます。
ER-D100CとER-D100Bの違いを比較表で確認

ここでは、ER-D100CとER-D100Bの仕様や機能をもう少し詳しく比較します。違う項目だけでなく共通項目も並べて確認すると、新型に買い替えるメリットや旧型を選ぶメリットが見えやすくなります。
発売時期と基本仕様を比較
| 項目 | ER-D100C | ER-D100B |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2026年8月 | 2025年7月 |
| 総庫内容量 | 30L | 30L |
| 庫内 | ワイド&フラット | ワイド&フラット |
| 外形寸法 | 幅493×奥行399×高さ378mm | 幅493×奥行399×高さ378mm |
| 本体質量 | 約18kg | 約18kg |
| 年間消費電力量 | 76.3kWh/年 | 76.3kWh/年 |
本体の大きさや重量、庫内容量は共通です。そのため、ER-D100BからER-D100Cへ買い替える場合でも、基本的には同じ設置スペースを考えればよいでしょう。
背面は壁に寄せて設置できますが、左右にはそれぞれ2cm以上、上方には10cm以上の空間が必要です。購入前には、本体サイズだけでなく周囲に必要なスペースも含めて確認しておくと安心です。
レンジ・オーブン機能を比較
| 項目 | ER-D100C | ER-D100B |
|---|---|---|
| レンジ最高出力 | 1000W | 1000W |
| 手動レンジ | 1000W・600W・500W・200W相当・100W相当 | 1000W・600W・500W・200W相当・100W相当 |
| オーブン温度 | 100~250℃ | 100~250℃ |
| オーブン | 1段 | 1段 |
| ノンフライ調理 | 対応 | 対応 |
| 発酵 | 30・35・40・45℃ | 30・35・40・45℃ |
| センサー | ハイアングル赤外線センサー+温度センサー | ハイアングル赤外線センサー+温度センサー |
レンジ出力やオーブン最高温度など、料理の基本となる部分はほぼ同じです。
そのため、「新型だから焼く力が大幅に強くなった」という違いではないことを覚えておくと選びやすくなります。
自動メニューと便利機能を比較
| 機能 | ER-D100C | ER-D100B |
|---|---|---|
| 石窯おまかせ焼き | 対応 | 対応 |
| 冷凍から焼き物 | 対応 | 対応 |
| お急ぎモード | 対応 | 非対応 |
| 焼きいもねっとり | 対応 | 非対応 |
| 角皿スチーム調理 | 対応 | 非対応 |
| ノンフライ調理 | 対応 | 対応 |
新型ER-D100Cの違いは、毎日の調理を少しラクにしたり、作れる料理の選択肢を増やしたりする機能が加わっていることです。
反対に、「主にごはんやおかずの温めに使う」「たまにオーブン料理をする」という使い方なら、ER-D100Bでも基本性能に大きな不足を感じにくいでしょう。
お手入れ機能を比較
| 項目 | ER-D100C | ER-D100B |
|---|---|---|
| 庫内コーティング | とれちゃうコート | 庫内よごれプロテクト |
| 庫内乾燥 | 対応 | 対応 |
| 庫内形状 | フラット | フラット |
どちらも庫内乾燥機能を備えており、普段のお手入れに配慮されています。
そのうえでER-D100Cでは「とれちゃうコート」が採用されています。毎日使うレンジだからこそ、調理性能だけでなく掃除のしやすさを重視したい人には新型が魅力的です。
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違い①ER-D100Cにはお急ぎモードが搭載されている

ER-D100CとER-D100Bの違いの中でも、普段のレンジ加熱で活用しやすいのが「お急ぎモード」です。料理を作るときだけでなく、おかずの温め直しなどにも関係するため、使用頻度の高い機能といえます。
ER-D100Cは手動レンジ加熱を短縮しやすい
ER-D100Cのお急ぎモードは、手動600W・500Wでの加熱をスピーディーに行える機能です。
たとえば「500Wで5分」と設定するような食品でも、お急ぎモードを利用することで加熱時間を短縮できる場合があります。
忙しい朝に朝食を温めたり、帰宅後にすぐ夕食を用意したりするときは、数分の違いでも意外と便利に感じるものです。
電子レンジを毎日のように使う家庭ほど、お急ぎモードのメリットを感じやすいでしょう。
ER-D100Bにはお急ぎモードがない
ER-D100Bには、新型ER-D100Cのようなお急ぎモードはありません。ただし、ER-D100Bもレンジ最高出力1000Wに対応しています。
つまり、ER-D100Bのレンジ性能そのものが低いということではありません。ごはんやおかずを温めたり、冷凍食品を加熱したりといった一般的な用途には使いやすい仕様です。
お急ぎモードを使わなくても困らないのであれば、この違いだけを理由にER-D100Cを選ぶ必要はありません。価格や在庫状況と合わせて考えるとよいでしょう。
普段のあたためを効率よく済ませたい人に便利
お急ぎモードが活躍しやすいのは、本格的なオーブン料理よりも、むしろ普段のちょっとした温めです。
お弁当のおかず、作り置き料理、冷蔵食品など、手動で500Wや600Wを指定する機会が多い人に向いています。
一回あたりの時間差はそれほど大きく感じなくても、毎日繰り返し使う機能なら使い勝手の差につながります。「調理の高性能さ」よりも「毎日の時短」を重視する人には、ER-D100Cのわかりやすいメリットです。
違い②ER-D100Cには焼きいもねっとりメニューが追加されている

ER-D100Cには、焼きいもを楽しみたい人にうれしい「焼きいもねっとり」が追加されています。必須の機能ではありませんが、専用メニューだからこそ魅力を感じる人もいるでしょう。
ER-D100Cはねっとり食感の焼きいもを作りやすい
「焼きいもねっとり」は、その名前のとおり、ねっとりとした食感を楽しめるように加熱するためのコースです。
焼きいもは高温で一気に焼けばよいわけではなく、さつまいもの甘さや食感を引き出すには加熱の仕方がポイントになります。自分で細かく温度や時間を考えるより、専用メニューを利用できるほうが手軽です。
焼きいもを自宅でよく作る人なら、ER-D100Cならではの楽しみ方のひとつになります。
ER-D100Bには焼きいもねっとりメニューがない
旧型ER-D100Bには「焼きいもねっとり」という専用メニューはありません。
ただし、専用メニューがないからといって、ER-D100Bでさつまいもを調理できないという意味ではありません。オーブン機能そのものは備えているため、料理集や設定方法を確認しながら調理することはできます。
新型の違いは、ねっとり食感を目指した焼きいもを専用コースで作りやすくなったことと考えるとわかりやすいでしょう。
焼きいもをよく作る人にはER-D100Cが使いやすい
秋冬になるとさつまいもをよく買う家庭や、お菓子の代わりに焼きいもを楽しみたい家庭にはER-D100Cが向いています。
一方で、焼きいもを年に数回しか作らないのであれば、この機能の優先順位は低くても問題ありません。
「自分が実際に使うメニューかどうか」を考えて選ぶことが大切です。機能が多いことだけで判断せず、普段の食生活に合うかを確認してみましょう。
違い③ER-D100Cは角皿スチーム調理に対応している

ER-D100CとER-D100Bを比較するとき、特にわかりにくいのがスチーム機能です。どちらも「角皿式スチームオーブンレンジ」ですが、機能一覧を見ると対応する調理に違いがあります。
ER-D100Cは角皿を使ったスチーム調理ができる
ER-D100Cは「角皿スチーム調理」に対応しています。角皿に水などを入れて発生する蒸気を利用する方式で、蒸気を活用した調理ができます。
専用のスチーム調理機能が追加されたことで、旧型よりも料理の選択肢を広げやすくなっています。
レンジとオーブンだけでなく、蒸気を利用した調理にも興味がある人にはER-D100Cが向いています。
ER-D100Bとのスチーム機能の違いを確認
ER-D100Bも製品の方式としては「角皿式スチームオーブンレンジ」で、スチーム方式には角皿式が採用されています。
ただし、ER-D100Bの機能一覧では「スチーム調理」は非対応となっています。ここは少しややこしい部分です。
| 項目 | ER-D100C | ER-D100B |
|---|---|---|
| 製品タイプ | 角皿式スチームオーブンレンジ | 角皿式スチームオーブンレンジ |
| スチーム方式 | 角皿式 | 角皿式 |
| 角皿スチーム調理 | 対応 | 非対応 |
| スチームレンジ | 非対応 | 非対応 |
「どちらも角皿式だからスチーム調理機能も同じ」と考えないようにすることがポイントです。
どちらも過熱水蒸気調理には対応していない
ER-D100Cはスチーム調理に対応していますが、東芝の上位モデルに搭載されている「過熱水蒸気調理」とは異なります。
ER-D100CとER-D100Bはどちらも、過熱水蒸気調理やハイブリッド調理には対応していません。
そのため、本格的な過熱水蒸気機能を最優先して石窯ドームを探している場合は、ER-D100Cより上位のシリーズも含めて検討する必要があります。
反対に、普段のレンジ・オーブン調理を中心にしながら、ときどきスチーム調理も楽しみたいのであればER-D100Cは検討しやすいモデルです。
違い④庫内コーティングとお手入れ機能が異なる

オーブンレンジは長く使う家電なので、調理機能だけでなく掃除のしやすさも確認しておきたいところです。ER-D100CとER-D100Bでは、庫内に使われているコーティングが異なります。
ER-D100Cはとれちゃうコートを採用している
ER-D100Cには「とれちゃうコート」と呼ばれるセラミックコートが採用されています。
庫内の天井・背面・側面に汚れが付きにくいよう工夫されているため、食品が飛び散ったときなども日常のお手入れをしやすくなっています。
オーブンレンジは温めるだけでなく、肉料理や魚料理、焼き物などにも使うと庫内が汚れやすくなります。使用頻度が高い人ほど、掃除しやすい工夫はうれしいポイントでしょう。
ER-D100Bは庫内よごれプロテクトを採用している
ER-D100Bには「庫内よごれプロテクト」が採用されています。
旧型だからお手入れに配慮されていないわけではなく、ER-D100Bにも庫内の汚れを意識した仕様があります。また、10分の庫内乾燥機能は両モデルに搭載されています。
そのため、お手入れ機能がER-D100Cだけにあるわけではありません。違いは主に庫内コーティングの種類と考えておくとよいでしょう。
庫内をこまめに掃除するならお手入れのしやすさも確認したい
電子レンジはほぼ毎日使う家庭も多いため、購入時には見落としがちな「掃除のしやすさ」が長く使ったときの満足度に関係します。
特にカレーやソース類、油を含む食品を温めることが多いと、庫内への飛び散りも増えやすくなります。
できるだけ新しいお手入れ仕様を選びたいならER-D100C、基本的なお手入れ機能があれば十分ならER-D100Bという考え方もできます。
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ER-D100CとER-D100Bの自動メニュー・レシピ数を比較

新型になると「自動メニューもすべて増えている」と思いがちですが、ER-D100CとER-D100Bでは少し事情が異なります。単純な数だけではなく、追加された機能の内容まで確認することが大切です。
ER-D100Cは総レシピ数141・自動メニュー97
ER-D100Cの総レシピ数は141、自動メニュー数は97です。
新型では「焼きいもねっとり」など新しいメニューが加わり、総レシピ数は旧型より1つ多くなっています。
また、「石窯おまかせ焼き」や時短・お手軽メニューなども利用できるため、毎日の料理をオーブンレンジに手伝ってもらいたい人にも使いやすい構成です。
ER-D100Bは総レシピ数140・自動メニュー98
ER-D100Bは総レシピ数140、自動メニュー数98です。
総レシピ数はER-D100Cより1つ少ない一方で、自動メニュー数はER-D100Cより1つ多くなっています。
この数字だけを見ると少し不思議に感じますが、モデルチェンジではメニューの追加だけでなく、構成や機能の整理が行われることがあります。
「自動メニューが1つ多いからER-D100Bのほうが高機能」と単純に判断しないことが大切です。
新型だから自動メニュー数が多いわけではない
| 項目 | ER-D100C | ER-D100B |
|---|---|---|
| 総レシピ数 | 141 | 140 |
| 自動メニュー数 | 97 | 98 |
ER-D100Cは総レシピ数が多く、ER-D100Bは自動メニュー数が多いため、数字だけではどちらが上とはいえません。
むしろ、新型ER-D100Cにはお急ぎモードや焼きいもねっとり、角皿スチーム調理など、使い方に関わる変更があります。
メニュー数の「数」よりも、自分が使いたい機能が搭載されているかを見るほうが失敗しにくい選び方です。
メニュー数より使いたい機能で選ぶとわかりやすい
たくさんの自動メニューがあっても、実際によく使うのが数種類だけということは珍しくありません。
たとえば、普段は温め中心で、ときどき肉や魚を焼く程度なら、自動メニュー数が1つ違っても使い勝手への影響は小さいでしょう。
一方、焼きいもやスチーム調理を積極的に楽しみたいなら、新型ER-D100Cの追加機能が役立ちます。
自分の生活で使う場面を想像して選ぶことが、ER-D100CとER-D100Bで迷ったときの一番のポイントです。
ER-D100CとER-D100Bの共通点

ここまで違いを紹介してきましたが、ER-D100CとER-D100Bには共通している部分もかなり多くあります。基本性能が似ているからこそ、旧型ER-D100Bも選択肢に入れやすいモデルです。
どちらも30Lのワイド&フラット庫内
ER-D100CとER-D100Bは、どちらも総庫内容量30Lのワイド&フラット庫内です。
庫内の底面にターンテーブルがないため、大きめのお皿や角形の容器も置きやすく、庫内を拭くときにも扱いやすい形状です。
30Lクラスは、毎日の温めだけでなくオーブン料理にも使いたい家庭に選びやすいサイズです。容量の違いで新型・旧型を選ぶ必要はありません。
どちらも最高1000Wのレンジ加熱に対応
レンジ最高出力は、ER-D100C・ER-D100Bともに1000Wです。
なお、1000Wは短時間の高出力機能で最大3分となっており、その後は600Wへ自動的に切り替わります。
手動では600W・500Wの連続運転のほか、200W相当・100W相当にも対応しています。
ER-D100Cにはお急ぎモードが追加されていますが、レンジそのものの最高出力については新旧で同じです。
どちらも最高250℃の石窯ドームオーブンを搭載
オーブン温度はどちらも100~250℃に対応しています。
石窯ドームオーブンの上下ヒーター式を採用しており、庫内まるごと遠赤や大火力石窯ドームグリルなども共通しています。
パンやお菓子、グラタン、肉・魚料理など、普段のオーブン調理に幅広く使いやすい仕様です。
ただし、250℃で運転できる時間は約5分で、その後は自動的に200℃へ切り替わります。最高温度だけを見るのではなく、実際の温度制御も知っておくと安心です。
ハイアングル赤外線センサーと温度センサーを搭載
ER-D100CとER-D100Bは、どちらもハイアングル赤外線センサーと温度センサーを搭載しています。
赤外線センサーで食品表面の温度を検知し、ごはんやおかずの温め、飲み物、解凍などに利用します。
新型ER-D100Cになってセンサー自体が上位シリーズと同じ高精細タイプに変更されたわけではありません。そのため、基本的な自動あたため機能については共通点が多いと考えてよいでしょう。
石窯おまかせ焼きに対応している
どちらも東芝の便利な調理機能「石窯おまかせ焼き」に対応しています。
肉・魚・野菜などの食材に好みの味付けをして並べ、メニューを選ぶことで調理を任せやすい機能です。
オーブン料理というと温度や時間を自分で設定するイメージがありますが、石窯おまかせ焼きを使えば調理のハードルを下げやすくなります。
石窯おまかせ焼きを目当てに購入するのであれば、ER-D100Bでも利用できます。
冷凍から焼き物やノンフライ調理にも対応
ER-D100CとER-D100Bは「冷凍から焼き物」に対応しています。
あらかじめ指定の方法で下ごしらえして冷凍した食材を、解凍せずに調理へ進められるため、作り置きを活用したい家庭にも便利です。
ただし、市販されている冷凍食品をすべてそのまま自動調理できるという意味ではありません。対応するレシピや下ごしらえ方法を確認して使う必要があります。
また、どちらもノンフライ調理に対応しています。油を使った揚げ物とは異なる仕上がりですが、オーブン機能を活用した料理の選択肢を広げられます。
本体サイズや年間消費電力量も共通している
ER-D100CとER-D100Bの外形寸法は、どちらも幅493×奥行399×高さ378mmで、本体質量も約18kgです。
年間消費電力量も76.3kWh/年で共通しています。
つまり、新型ER-D100Cになって本体が大きくなったり、年間消費電力量が増えたりしたわけではありません。
現在ER-D100Bを置けるスペースがある場合は、ER-D100Cも比較的置き換えを考えやすいでしょう。ただし、実際に設置するときは周囲の放熱スペースやコンセント位置なども確認してください。
ER-D100CとER-D100Bはどっちがおすすめ?

ER-D100CとER-D100Bは基本性能がよく似ているため、どちらを選ぶかは「新しい便利機能をどのくらい使いたいか」が大きなポイントになります。それぞれに向いている人を整理してみましょう。
ER-D100Cがおすすめな人
ER-D100Cは、次のような人におすすめです。
- できるだけ新しいモデルを選びたい人
- お急ぎモードでレンジ加熱を効率よく済ませたい人
- 焼きいもねっとりメニューを使いたい人
- 角皿スチーム調理を楽しみたい人
- お手入れのしやすさを重視したい人
- これから長く使うオーブンレンジを選びたい人
特に、毎日のように電子レンジを使う場合には、お急ぎモードのような小さな便利機能が使いやすさにつながります。
価格差がそれほど大きくないのであれば、新しい便利機能が追加されたER-D100Cを選びやすいでしょう。
ER-D100Bがおすすめな人
ER-D100Bは、次のような人に向いています。
- 基本的なレンジ・オーブン性能を重視する人
- お急ぎモードを必要としない人
- 焼きいもの専用メニューを重視しない人
- 角皿スチーム調理をあまり使わない人
- 旧型も含めて購入条件を比較したい人
30Lの庫内容量、最高1000Wのレンジ出力、最高250℃のオーブン、ハイアングル赤外線センサー、石窯おまかせ焼きなど、主要な機能はER-D100Cと共通しています。
そのため、追加された新機能を使わないのであれば、ER-D100Bでも十分検討しやすいでしょう。
新しい便利機能を重視するならER-D100C
ER-D100Cを選ぶ一番の理由は、基本性能の大幅アップではなく、使い勝手の改善にあります。
| 重視したいこと | 選びやすいモデル |
|---|---|
| 新しいモデルを選びたい | ER-D100C |
| レンジ加熱の時短を重視 | ER-D100C |
| 焼きいもをよく作る | ER-D100C |
| 角皿スチーム調理を使いたい | ER-D100C |
| 基本性能を重視 | どちらも候補 |
| 旧型も含めて選びたい | ER-D100B |
お急ぎモード・焼きいもねっとり・角皿スチーム調理のうち、使ってみたい機能が複数あるならER-D100Cを選ぶメリットは大きくなります。
基本的なレンジ・オーブン性能を重視するならER-D100Bも選びやすい
ER-D100Bは旧型ですが、電子レンジやオーブンとしての基本スペックが大きく劣るわけではありません。
レンジ最高出力1000W、30Lのワイド&フラット庫内、最高250℃の石窯ドームオーブン、石窯おまかせ焼きなど、日常的に使いやすい機能がそろっています。
そのため、ER-D100Cだけの追加機能をあまり使わない人なら、ER-D100Bも十分候補になります。
最終的には、購入する時点での在庫状況や販売条件も確認しながら、自分が実際に使う機能を基準に選ぶとよいでしょう。
まとめ|ER-D100CとER-D100Bの違いを比較
東芝の石窯ドームER-D100CとER-D100Bを比較すると、30Lの庫内容量や最高1000Wのレンジ出力、最高250℃のオーブンなど、基本性能には多くの共通点があります。
一方、新型ER-D100Cでは、「お急ぎモード」「焼きいもねっとり」「角皿スチーム調理」「とれちゃうコート」など、日常の使いやすさにつながる変更が加えられています。
| ER-D100Cが向いている人 | ER-D100Bが向いている人 |
|---|---|
| 新しいモデルを選びたい | 基本性能が充実していれば十分 |
| お急ぎモードを使いたい | 通常のレンジ加熱で困らない |
| 焼きいもねっとりを使いたい | 焼きいもの専用コースを重視しない |
| 角皿スチーム調理を使いたい | スチーム調理をあまり使わない |
| 新しいお手入れ仕様を重視したい | 旧型も含めて選びたい |
迷った場合は、新機能を使いたいならER-D100C、基本的なレンジ・オーブン性能を重視するならER-D100Bも候補と考えると選びやすいです。
特に価格差が小さい場合は、便利機能が追加された新型ER-D100Cを選ぶメリットがあります。一方、ER-D100Bの購入条件が魅力的で、お急ぎモードや角皿スチーム調理を必要としないのであれば、旧型を選ぶのもよいでしょう。
どちらも石窯おまかせ焼きや庫内まるごと遠赤など、石窯ドームらしい機能を備えています。新旧というだけで決めず、普段どんな料理に使うのかをイメージしながら、自分に必要な機能がそろったモデルを選んでみてください。
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