REGZAの50V型テレビを探していて、50Z890Sと50Z770Sのどちらを選べばよいのか迷っている方もいるのではないでしょうか。
どちらも4K Mini LED液晶パネルを採用しており、120Hz倍速や最大144Hz VRRなどにも対応した高性能なテレビです。
そのため、一見すると「そこまで大きな違いはないのでは?」と思ってしまいますよね。
しかし、詳しく比べると、50Z890Sは画質処理とタイムシフトマシン機能が充実した上位モデル、50Z770Sは高い基本性能を維持しながら機能を整理したモデルという違いがあります。
特に大きなポイントは、50Z890Sだけがテレビ本体でタイムシフトマシンに対応していることです。
一方で、音響性能やゲーム性能はかなり近いため、タイムシフトマシンを必要としない場合は50Z770Sも十分魅力的な選択肢になります。
この記事では、50Z890Sと50Z770Sの違いを、画質・録画機能・チューナー・音質・ゲーム性能・サイズなどに分けてわかりやすく比較します。
REGZA 50Z890Sと50Z770Sの違いを先に比較

まずは、50Z890Sと50Z770Sの主な違いを一覧で確認してみましょう。
どちらもMini LEDを採用した50V型4K液晶テレビですが、映像処理エンジンやタイムシフトマシン、地デジチューナー数などに違いがあります。
| 比較項目 | 50Z890S | 50Z770S |
|---|---|---|
| 映像処理エンジン | レグザエンジンZRα | レグザエンジンZR |
| AIシーン高画質 | AIシーン高画質PRO | - |
| ネット動画高画質 | ネット動画ビューティPRO | ネット動画ビューティ |
| アニメ高画質 | アニメビューティPRO | - |
| 地デジ高画質 | 地デジAIビューティPRO | 地デジAIビューティ |
| Mini LED制御 | エリアコントロールPRO | エリアコントロール |
| カラー制御 | 64色軸+3次元カラーリマスター | 36色軸 |
| タイムシフトマシン | 本体対応 | タイムシフトリンク対応 |
| 地デジチューナー | 9基 | 3基 |
| 本体質量(スタンド含む) | 18.0kg | 17.0kg |
| 消費電力 | 200W | 190W |
| 年間消費電力量 | 116kWh/年 | 107kWh/年 |
画質やタイムシフトマシンを重視するなら50Z890S、必要な性能を押さえながら機能をシンプルにしたいなら50Z770Sという選び方がわかりやすいでしょう。
50Z890SはレグザエンジンZRα・50Z770SはレグザエンジンZR
50Z890Sには、上位の映像処理エンジン「レグザエンジンZRα」が搭載されています。
一方、50Z770Sは「レグザエンジンZR」を採用しています。
映像処理エンジンは、テレビに入力された映像を分析し、解像感や色、明暗などを整える重要な部分です。
50Z890Sは上位エンジンを搭載することで、地上デジタル放送だけでなく、ネット動画やアニメなどもコンテンツに合わせて細かく処理できるようになっています。
50Z890SはAIシーン高画質PROなど上位の映像処理に対応
50Z890SはAIシーン高画質PROに対応し、ネット動画・地デジ放送・HDMI入力映像などを分析しながら映像を調整します。
さらに、ネット動画ビューティPROやアニメビューティPRO、地デジAIビューティPROなどにも対応しています。
50Z770Sにもネット動画ビューティや地デジAIビューティは搭載されていますが、映像処理の充実度では50Z890Sが一歩上です。
50Z890SはMini LEDエリアコントロールPROを搭載
どちらもMini LEDバックライトを採用していますが、バックライトの制御方式に違いがあります。
50Z890Sは「Mini LED/エリアコントロールPRO」、50Z770Sは「Mini LED/エリアコントロール」です。
明るい部分と暗い部分が混在する映像などではバックライトの制御が重要になるため、映画やドラマの映像表現を重視する場合は50Z890Sが魅力的です。
50Z890Sは64色軸+3次元カラーリマスター・50Z770Sは36色軸
色の調整についても50Z890Sが上位です。
50Z890Sは64色軸リッチカラーイメージコントロールと3次元カラーリマスターに対応しています。
50Z770Sは36色軸リッチカラーイメージコントロールを採用しています。
人物の肌や自然の風景など、さまざまな色が含まれる映像をできるだけ自然に楽しみたい方には50Z890Sが向いています。
50Z890Sはタイムシフトマシンを本体に搭載
両機種を選ぶうえで特に大きな違いがタイムシフトマシンです。
50Z890Sはテレビ本体がタイムシフトマシンに対応しています。
別売の対応USBハードディスクを接続して設定すれば、対象となる地デジ番組を自動録画し、過去番組表からあとで選んで視聴できます。
「録画予約を忘れた」「放送後に見たい番組を知った」ということが多い方には、とても便利な機能です。
地デジチューナーは50Z890Sが9基・50Z770Sが3基
50Z890Sは地上デジタルチューナーを9基搭載しています。
50Z770Sは3基です。
50Z890Sのチューナー数が多いのはタイムシフトマシン機能に対応しているためで、地上デジタル放送をたくさん見る方ほどメリットを感じやすいでしょう。
50Z770Sの方が軽く年間消費電力量も少ない
本体の重量は、スタンドを含めて50Z890Sが18.0kg、50Z770Sが17.0kgです。
また、年間消費電力量は50Z890Sが116kWh/年、50Z770Sが107kWh/年となっています。
差は極端に大きいわけではありませんが、軽さや省エネ性能では50Z770Sが有利です。
REGZA 50Z890Sと50Z770Sの画質の違い

画質を重視してテレビを選びたい方にとって、50Z890Sと50Z770Sの差は気になるところですよね。
両機種とも4K Mini LED液晶パネルを採用しているため基本的な画質性能は高いですが、映像処理については50Z890Sの方が充実しています。
| 画質機能 | 50Z890S | 50Z770S |
|---|---|---|
| 映像処理エンジン | レグザエンジンZRα | レグザエンジンZR |
| AIシーン高画質 | AIシーン高画質PRO | - |
| ネット動画 | ネット動画ビューティPRO | ネット動画ビューティ |
| 地デジ | 地デジAIビューティPRO | 地デジAIビューティ |
| アニメ | アニメビューティPRO | - |
| Mini LED制御 | エリアコントロールPRO | エリアコントロール |
| カラー制御 | 64色軸 | 36色軸 |
50Z890Sは上位のレグザエンジンZRαを搭載
50Z890Sの大きな特徴は、上位映像処理エンジン「レグザエンジンZRα」を搭載していることです。
テレビではパネルそのものの性能だけではなく、入力された映像をどのように処理して表示するかも画質を左右します。
50Z890Sは、映像の種類やシーンを細かく分析して補正する機能が充実しているため、地デジからネット動画までさまざまなコンテンツを楽しむ方と相性がよいモデルです。
50Z890Sはネット動画や地デジをより高画質に補正できる
最近ではテレビ放送よりも、動画配信サービスや動画サイトを見る時間の方が長いという方も多いのではないでしょうか。
50Z890Sにはネット動画ビューティPROが搭載され、ネット動画特有の映像を見やすく整える機能が充実しています。
地デジについても地デジAIビューティPROを搭載しています。
50Z770Sにもネット動画ビューティや地デジAIビューティがあるため十分高性能ですが、ネット動画やテレビ放送の画質を少しでも重視するなら50Z890Sが選びやすいでしょう。
Mini LEDのバックライト制御は50Z890Sが上位
Mini LEDは、一般的な液晶テレビよりも小さなLEDをバックライトに使用し、映像に合わせて明るさを細かく制御する方式です。
50Z890Sでは、このバックライト制御にエリアコントロールPROを採用しています。
暗い背景の中に明るい光がある夜景や、明暗差の大きな映画などでは、こうした制御性能の違いが活かされます。
映画やドラマをじっくり楽しみたい方は、50Z890Sを選ぶメリットを感じやすいでしょう。
色の細かな表現も50Z890Sが優れている
50Z890Sは64色軸リッチカラーイメージコントロールと3次元カラーリマスターに対応しています。
50Z770Sは36色軸リッチカラーイメージコントロールです。
色軸の数だけで実際の画質が決まるわけではありませんが、50Z890Sの方が細かな色の調整を行える構成になっています。
なお、50Z890Sシリーズにはサイズによって異なる画質仕様があります。今回比較している50Z890Sでは広色域量子ドットは採用されていません。他サイズの仕様と混同しないようにしておきましょう。
REGZA 50Z890Sと50Z770Sのタイムシフト・録画機能の違い

テレビ番組をよく見る方なら、画質と同じくらい確認しておきたいのが録画機能です。
ここでは50Z890Sと50Z770Sに大きな差があります。
50Z890Sはタイムシフトマシンを本体に搭載しているため、テレビ番組を録画予約する手間を減らしたい方に向いています。
| 録画関連機能 | 50Z890S | 50Z770S |
|---|---|---|
| タイムシフトマシン | 対応 | 本体非対応 |
| 過去番組表 | タイムシフトマシンで対応 | タイムシフトリンクで対応 |
| 始めにジャンプ | 対応 | タイムシフトリンクで対応 |
| まるごとチャンネル | 対応 | - |
| 通常のUSB HDD録画 | 対応 | 対応 |
50Z890Sはタイムシフトマシンを本体で利用できる
50Z890Sでは、別売のタイムシフトマシン対応USBハードディスクを接続することで、タイムシフトマシンを利用できます。
指定した時間帯の地デジ番組を自動的に録画しておけるため、見たい番組を一つずつ予約する必要がありません。
「見逃した番組をあとから見たい」という使い方を重視するなら、50Z890Sの大きなメリットです。
ただし、タイムシフトマシンを利用するには対応する別売USBハードディスクが必要なので、テレビ本体だけですぐ自動録画できるわけではない点は確認しておきましょう。
50Z770Sはタイムシフトリンクで対応機器と連携する
50Z770Sは、テレビ本体にタイムシフトマシン機能を搭載していません。
ただし、タイムシフトリンクには対応しています。
対応するレグザのレコーダーやタイムシフトマシン対応機器などをホームネットワークで接続すれば、過去番組表などを利用できます。
すでに対応機器を持っている場合には便利ですが、テレビ単体を中心にタイムシフト環境を作りたい場合は50Z890Sの方がシンプルです。
50Z890Sは過去番組表から見逃した番組を探しやすい
タイムシフトマシンの便利なところは、「録画した番組を見る」というより、過去のテレビ番組表から見たい番組を選ぶ感覚で使えることです。
番組が放送されたあとにSNSなどで話題になっていることを知った場合でも、タイムシフトマシンで録画されていればさかのぼって視聴できます。
ニュース、ドラマ、バラエティなどを普段からよく見る家庭では、録画予約の負担を減らせるでしょう。
通常のUSB HDD録画はどちらも利用できる
タイムシフトマシンを使わなくても、50Z890Sと50Z770Sはどちらも別売USBハードディスクを利用した通常録画に対応しています。
そのため、見たい番組だけ予約録画できれば十分という方なら50Z770Sでも困りにくいでしょう。
タイムシフトマシンを実際に使う予定があるかどうかを考えると、2機種を選びやすくなります。
REGZA 50Z890Sと50Z770Sのチューナー数の違い

50Z890Sと50Z770Sでは、地上デジタル放送用チューナーの数も大きく異なります。
これは主に50Z890Sのタイムシフトマシン機能に関係する違いです。
| チューナー | 50Z890S | 50Z770S |
|---|---|---|
| 地上デジタル | 9 | 3 |
| BS・110度CSデジタル | 3 | 3 |
| 4K衛星放送 | 2 | 2 |
50Z890Sは地デジ9チューナーを搭載
50Z890Sは地上デジタルチューナーを9基搭載しています。
一見すると「9番組を自由に同時視聴できる」という意味にも見えますが、そうではありません。
多くの地デジチューナーを搭載しているのは、主にタイムシフトマシンで複数チャンネルを自動録画するためです。
地デジ番組を幅広く録画しておきたい方には50Z890Sが向いています。
50Z770Sは地デジ3チューナーを搭載
50Z770Sの地デジチューナーは3基です。
タイムシフトマシンを本体に搭載していないため50Z890Sより少なくなっていますが、通常のテレビ視聴やUSBハードディスク録画を中心に使用する場合には十分使いやすい構成です。
チューナー数だけで50Z890Sを選ぶのではなく、タイムシフトマシンを使うかどうかで判断するとよいでしょう。
BS・110度CSと4K衛星放送のチューナー数は同等
BS・110度CSデジタルについては両機種とも3チューナー、4K衛星放送については両機種とも2チューナーです。
そのため、チューナー数の大きな違いは地上デジタル放送にあります。
衛星放送を中心に視聴する場合は、チューナー数を理由にどちらかを選ぶ必要性は低いでしょう。
テレビ番組をたくさん見るなら50Z890Sが便利
地デジのドラマやニュース、バラエティ、スポーツなどを幅広く見る家庭なら、タイムシフトマシンに対応した50Z890Sの便利さを感じやすくなります。
一方、ネット動画が視聴の中心で、地デジ番組は必要なものだけ見るという使い方なら、50Z770Sでも十分です。
テレビ放送を見る頻度も、2機種を選ぶ際の大切な判断材料になります。
REGZA 50Z890Sと50Z770Sの音質を比較

上位モデルの50Z890Sの方が音響性能も大幅に高いと思うかもしれませんが、今回比較している50V型では大きな差がありません。
どちらも7スピーカー・合計60Wの「重低音立体音響システムZ」を搭載しています。
| 音響機能 | 50Z890S | 50Z770S |
|---|---|---|
| サウンドシステム | 重低音立体音響システムZ | 重低音立体音響システムZ |
| スピーカー数 | 7個 | 7個 |
| 実用最大出力 | 合計60W | 合計60W |
| Dolby Atmos | 対応 | 対応 |
| オーディオキャリブレーション | 対応 | 対応 |
| おまかせAIサウンド | 対応 | 対応 |
どちらも重低音立体音響システムZを搭載
50Z890Sと50Z770Sは、どちらも重低音立体音響システムZを搭載しています。
テレビ本体のスピーカーだけでも、低音を含めた立体感のある音を楽しみやすい構成です。
映画や音楽番組、スポーツなどをテレビのスピーカーで楽しみたい方にとって、50Z770Sも十分魅力があります。
どちらも7スピーカー・合計60W
スピーカー構成も共通しています。
どちらも2wayメインスピーカー4個、トップスピーカー2個、ウーファー1個の合計7スピーカーです。
音声実用最大出力もどちらも合計60Wとなっています。
そのため、音響スペックだけを理由に50Z890Sを選ぶ必要性はそれほど高くありません。
Dolby Atmosに対応している
両機種ともDolby Atmosに対応しています。
対応コンテンツでは、左右だけでなく高さ方向も意識した立体的なサウンドを楽しめます。
動画配信サービスで映画やドラマを見ることが多い方にもうれしい機能です。
音質面では大きな差がない
50Z890Sと50Z770Sを比較すると、音質については共通点が多くなっています。
そのため、選ぶ際には音質よりも画質処理やタイムシフトマシンの必要性を優先して考えるのがおすすめです。
より本格的な音を求める場合は、どちらを選んでもサウンドバーなどを追加する方法もあります。
REGZA 50Z890Sと50Z770Sのゲーム性能を比較

PS5やゲーミングPCを接続する予定がある方は、ゲーム性能も気になりますよね。
この点については、50Z890Sと50Z770Sはかなり近い仕様です。
50Z770Sでも高リフレッシュレートやVRRなどに対応しているため、ゲーム用途だけを理由に上位モデルを選ぶ必要性は低いでしょう。
| ゲーム関連機能 | 50Z890S | 50Z770S |
|---|---|---|
| 120Hz倍速 | 対応 | 対応 |
| ゲームモード144Hz VRR | 対応 | 対応 |
| 4K/120Hz入力 | 対応 | 対応 |
| 4K/144Hz入力 | 対応 | 対応 |
| VRR | 対応 | 対応 |
| ALLM | 対応 | 対応 |
| AMD FreeSync Premium | 対応 | 対応 |
| 低遅延 | 約0.83ms | 約0.83ms |
どちらも120Hz倍速に対応
50Z890Sと50Z770Sは、どちらも120Hz倍速に対応しています。
動きの速いスポーツやゲームなどでも、映像をなめらかに表示しやすいのが特徴です。
テレビ放送でスポーツを見ることが多い方にも便利な仕様です。
どちらも最大144Hz VRRに対応
ゲームモードでは、どちらも最大144Hz VRRに対応しています。
対応するゲーミングPCなどを接続すると、高いフレームレートを活かした滑らかなゲーム映像を楽しめます。
ゲーム性能を重視する場合でも50Z770Sは十分高性能と考えられます。
VRR・ALLM・AMD FreeSync Premiumに対応
両機種ともVRR、ALLM、AMD FreeSync Premiumに対応しています。
VRRはゲーム側のフレームレート変化に合わせてテレビの表示を調整する機能で、映像の乱れを抑えるのに役立ちます。
ALLMはゲーム機などからの信号を検知して低遅延モードへ切り替えるための機能です。
ゲーム向け機能については、どちらを選んでも充実しています。
ゲーム中心なら50Z770Sでも十分選びやすい
タイムシフトマシンを使わず、主な用途がゲームや動画配信サービスという場合は、50Z770Sが有力な選択肢になります。
120Hz倍速や144Hz VRRなどの重要なゲーム機能は共通しているためです。
「タイムシフトはいらないけれどゲーム性能は妥協したくない」という方には50Z770Sが向いています。
REGZA 50Z890Sと50Z770Sのサイズ・重さ・省エネ性能を比較

テレビを設置するときは、画質や機能だけでなくサイズや重さも確認しておきたいところです。
50Z890Sと50Z770Sは外形寸法が同じなので、必要な設置スペースに大きな違いはありません。
一方、重さや消費電力については50Z770Sの方がわずかに抑えられています。
| 項目 | 50Z890S | 50Z770S |
|---|---|---|
| 幅 | 111.0cm | 111.0cm |
| 高さ | 67.3~70.3cm | 67.3~70.3cm |
| 奥行 | 26.5cm | 26.5cm |
| スタンド込み質量 | 18.0kg | 17.0kg |
| 本体のみ質量 | 14.2kg | 13.2kg |
| 消費電力 | 200W | 190W |
| 年間消費電力量 | 116kWh/年 | 107kWh/年 |
本体サイズはほぼ同じ
スタンドを含む外形寸法は、どちらも幅111.0cm、高さ67.3~70.3cm、奥行26.5cmです。
そのため、50Z890Sが設置できる場所であれば、基本的には50Z770Sも同じように設置できます。
テレビ台を新しく購入する場合は、本体幅だけでなくスタンドや周囲の空間も考慮して余裕を持たせておきましょう。
50Z770Sの方が約1kg軽い
スタンドを含む重量は50Z890Sが18.0kg、50Z770Sが17.0kgです。
本体のみでは50Z890Sが14.2kg、50Z770Sが13.2kgとなっています。
差は1kgなので普段の使用で大きな違いを感じる場面は少ないですが、設置や移動を考えると50Z770Sの方が少し扱いやすいでしょう。
消費電力は50Z770Sの方が少ない
消費電力は50Z890Sが200W、50Z770Sが190Wです。
50Z770Sの方が10W少なくなっています。
テレビの消費電力は画面の明るさや使用状況によっても変わるため単純比較はできませんが、仕様上では50Z770Sがやや省エネです。
年間消費電力量も50Z770Sの方が少ない
年間消費電力量は50Z890Sが116kWh/年、50Z770Sが107kWh/年です。
年間では9kWh/年の差があります。
大きな差ではありませんが、画質やタイムシフトマシンよりも省エネ性を優先する方には50Z770Sが選びやすいでしょう。
REGZA 50Z890Sがおすすめな人

ここまで比較してきた違いを踏まえると、50Z890Sはテレビの画質と録画機能をどちらも重視したい方におすすめです。
特にタイムシフトマシンは50Z770Sとの大きな違いなので、地デジ番組を日常的に見るかどうかを考えてみましょう。
タイムシフトマシンを使いたい人
50Z890Sが特におすすめなのは、タイムシフトマシンを使いたい方です。
対応USBハードディスクを用意すれば、設定した地デジ番組を自動的に録画できます。
毎回録画予約をするのが面倒な方や、放送後に話題の番組を知ることが多い方には使いやすいでしょう。
地デジやネット動画の画質を重視する人
50Z890SはレグザエンジンZRαを搭載し、ネット動画ビューティPROや地デジAIビューティPROなどの上位映像処理に対応しています。
普段見るコンテンツをできるだけきれいな映像で楽しみたい方には50Z890Sが向いています。
映画やドラマを高画質で楽しみたい人
50Z890SはMini LEDのエリアコントロールPROや64色軸リッチカラーイメージコントロールなどを搭載しています。
暗い場面と明るい場面が混在する映画や、人物・風景の色表現を重視するドラマなどを楽しむ方にも魅力があります。
上位モデルならではの映像処理を重視する人
テレビは一度購入すると長く使うことが多いため、「せっかくなら映像処理性能が高いモデルを選んでおきたい」という方もいるでしょう。
50Z890Sは50Z770Sよりも画質処理機能が充実しています。
タイムシフトマシンと画質の両方を重視するなら、50Z890Sが本命です。
REGZA 50Z770Sがおすすめな人

50Z770Sは50Z890Sより機能がシンプルですが、Mini LED・120Hz倍速・最大144Hz VRR・7スピーカーなど、テレビとしての基本性能は充実しています。
そのため、自分に必要のない機能を省いて選びたい方には50Z770Sが向いています。
タイムシフトマシンが必要ない人
地デジをそれほど見ない方や、見たい番組だけUSBハードディスクへ録画できれば十分という方は、タイムシフトマシンを搭載した50Z890Sにこだわる必要性は低くなります。
タイムシフトマシンを使わないなら50Z770Sはかなり選びやすいモデルです。
Mini LEDテレビをできるだけシンプルに選びたい人
50Z770Sも4K Mini LED液晶パネルを採用しています。
映像エンジンはレグザエンジンZRで、ネット動画ビューティや地デジAIビューティなどにも対応しています。
上位の画質処理までは必要ないものの、Mini LEDテレビの高い基本性能は欲しいという方に向いています。
ゲーム性能を重視する人
50Z770Sは120Hz倍速、最大144Hz VRR、4K/120Hz、VRR、ALLM、AMD FreeSync Premiumなどに対応しています。
ゲーム関連の主要機能は50Z890Sとほぼ同等です。
ゲームを中心にテレビを選ぶなら50Z770Sでも十分高性能です。
画質と価格のバランスを重視する人
販売価格は店舗や時期によって変わるため、購入時には実際の価格差を確認する必要があります。
そのうえで50Z770Sの方が大きく安く購入できる場合は、タイムシフトマシンや上位画質処理を必要としない方にとって魅力が高まります。
「必要十分な高画質テレビを選びたい」という方にも向いています。
消費電力を少しでも抑えたい人
50Z770Sは50Z890Sより消費電力と年間消費電力量が少なくなっています。
差は大きくありませんが、省エネ性能も含めて比較したい場合は50Z770Sが有利です。
まとめ|50Z890Sと50Z770Sはタイムシフトと画質で選ぼう
REGZA 50Z890Sと50Z770Sは、どちらも4K Mini LED液晶パネルを採用した高性能な50V型テレビです。
共通する機能も多いですが、比較すると次のような違いがあります。
| 選び方 | おすすめ |
|---|---|
| タイムシフトマシンを使いたい | 50Z890S |
| 画質処理性能を重視したい | 50Z890S |
| 地デジやネット動画をより高画質で見たい | 50Z890S |
| 映画・ドラマの映像表現を重視したい | 50Z890S |
| タイムシフトマシンは使わない | 50Z770S |
| ゲーム性能を重視したい | 50Z770Sでも十分 |
| 音質性能を重視したい | どちらもほぼ同等 |
| 省エネ性能を重視したい | 50Z770S |
50Z890Sは、レグザエンジンZRα、AIシーン高画質PRO、Mini LEDエリアコントロールPRO、64色軸リッチカラーイメージコントロールなどを採用し、画質処理が充実しています。
さらに、本体でタイムシフトマシンに対応しているため、地デジ番組をよく見る方には大きなメリットがあります。
一方、50Z770Sはタイムシフトマシンを本体に搭載しておらず、映像処理も50Z890Sよりシンプルです。
しかし、4K Mini LED液晶パネル、120Hz倍速、最大144Hz VRR、Dolby Atmos、7スピーカー・合計60Wなど、基本性能は充実しています。
特にゲーム関連の主要機能や音響性能は50Z890Sとほぼ同等なので、タイムシフトマシンを使わない方にとっては50Z770Sでも十分満足しやすいでしょう。
画質とタイムシフトマシンを優先するなら50Z890S、タイムシフトマシンが不要で性能と価格のバランスを重視するなら50Z770Sという選び方がおすすめです。
どちらにするか迷ったときは、まず「タイムシフトマシンを使いたいか」を考え、その次に画質処理の違いと購入時の価格差を比較すると、自分に合ったモデルを選びやすくなります。

